リワーク

【2025年最新版】リワークを天王寺で受けたい方におすすめの施設12選【永久保存版】

天王寺にあるリワーク施設12選
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リワーク(復職支援)は、適応障害やうつ病といった精神疾患などで現在休職中の方が職場復帰するのに最適なサービスです。

ですが、リワークと一口に言っても様々なタイプのリワーク施設があり、その方の状況によって施設を選ぶ基準は違ってきます。

例えば、筆者がおすすめするリワーク施設の選び方であれば、

  • 「復職実績」
  • 「リワーク施設の種類」
  • 「リワークプログラムの内容」
  • 「利用料金」
  • 「通いやすさ」

と言った面でお選び頂くのが最もご自身にあったリワーク施設を選ぶコツではないかと思います。

そこで今回は、大阪の天王寺にて筆者がおすすめしたいリワーク施設をその選び方や施設の種別を解説しながら一挙にご紹介していきたいと思います。

 

この記事がおすすめの人
  • 天王寺でおすすめのリワーク施設を知りたい方

  • 適応障害やうつ病で現在休職している方

  • リワークプログラムについて詳しく知りたい方

\ この記事の監修者 /
仮屋 智之顔写真
就労移行支援事業所で支援業務に携わり、精神疾患や障害をお持ちの方のメンタルヘルスケアやキャリアアップのお手伝いをしています。
リワーク施設一覧へスキップ

大阪でおすすめの
リワーク施設

全国

復職支援専門のリワーク施設で全国展開中。RIZAP監修(ウェルネスプログラム)という体力回復プログラムなど復職支援に強い。

関西エリア

精神専門の職業訓練・専門スキル取得特化のリワーク施設、交通費の全額支給制度があり。大阪・兵庫等、関西圏の就職に強い

関東エリア

独自の脳科学リワークプログラム「ブレインフィットネス」。神奈川・埼玉を中心に関東圏中心。ユニークなプログラム多数。

目次
  1. 天王寺での自分にあったリワーク施設の選び方4選
  2. 天王寺のリワークでおすすめの施設12選
  3. リワークとは?【休職中の方に向けた職場復帰プログラム】
  4. リワーク 意味ないって本当?【最も重要なのは再休職させない事】
  5. リワークなしで復職した場合はどうなる?
  6. リワーク利用の流れは?【利用方法について】
  7. まとめ

天王寺での自分にあったリワーク施設の選び方4選

それでは、まず大阪の天王寺にて自分にあったリワーク施設を探している方におすすめの選び方は以下の通りです。

  • 「リワーク施設の種類」
  • 「リワークプログラムの内容」
  • 「復職・再就職の実績」
  • 「リワーク施設への通いやすさ」

これらを、一つずつ詳しくご紹介していきます。

リワーク施設の種類【自分に合った施設種別を選びましょう】

まず初めに確認したいのは、そのリワーク施設の種類です。

というのも、リワークプログラムを行っている施設には

  1. 医療機関
  2. 公的機関
  3. 企業
  4. 就労移行支援

といった、大きく分けて4種類のリワーク施設があります。

(※3つ目の企業でのリワークはその方の勤めている会社で行っている場合に限ります。)

ご自身の最寄りや、状況にあった施設を医師と相談しながら選ぶようにしましょう。

リワークプログラムの内容【ご自身に合ったプログラムで選ぶ】

次にリワークプログラムの内容が、自分に合っているか?も重要です。

例えば「適応障害」「うつ病」などの方が休職され復職プログラムに参加される傾向が多いですが

それぞれの課題や目的によってプログラムも様々です。

復職か?転職も視野に入れるか?外出できるか否か?企業との連携は?などで

  • 「精神科デイケア」
  • 「職リハリワーク」
  • 「自立訓練(生活訓練)」
  • 「就労移行支援(復職プログラム)」

といった自分に合ったリワークプログラム確認して選ぶようにしましょう♪

しっかりと、ご自身の疾患や目的と合ったリワーク施設選びが最も早期の復職や安定した定着の近道となります。

リワークでの復職・就職実績を確認する【復職可能かどうか】

そして当然のことながら、そのリワーク施設ごとの復職の実績を確認してみるようにしましょう。

当然、ホームページやネットで公開されていたり、体験談などがあれば一目瞭然ですが

もしそういった情報がない場合は、その施設や事業所が復職者の実績がどうか?見学や体験を通して実際に確認するようにしましょう♪

また、復職専用のプログラムや期間などといったより具体的な内容も併せて確認しておくと良いでしょう。

リワーク施設への通いやすさやアクセス面をチェック

利用を検討しているリワーク施設が、通所行ったりするのに最適な距離感か?

また、交通機関などのアクセス面も考慮して選ぶことも重要です。

せっかく、ご自身の状況にあったリワーク施設を見つけても、通う事が難しい距離にあれば元も子もなくなってしまいますので

人によっては、距離はさほど重要ではないかもしれませんが施設へのアクセス考慮することも重要です。

天王寺のリワークでおすすめの施設12選

それでは早速ですが、大阪の天王寺駅周辺でおすすめのリワーク施設をご紹介していきたいと思います。

天王寺周辺でリワークプログラムを行っている施設は「就労移行支援事業所」が最も多くございましたので

今回の記事でご紹介させていただくリワーク施設のほとんどは就労移行支援が大部分を占めます。

ではまず、天王寺にあるリワーク施設を一覧でご紹介させていただきます。

 

リワークセンター天王寺(就労移行支援)

【リワークセンター天王寺】

Rodinaリワークが運営するリワーク支援に特化した天王寺の就労移行支援事業所

WithYouリワーク

【就労移行支援WithYou天王寺校】

専用のリワークプログラムと修了証の発行といった復職の支援にかなり特化した、就労移行支援事業所。

クロスジョブ阿倍野

【クロスジョブ阿倍野】

NPO法人の運営する就労移行支援事業所であるクロスジョブ阿倍野、作業や実習に力を入れており、復職の方も安心して利用できる。

高山診療所 【高山診療所】

精神科デイケアでの復職支援をおこなっています。精神保健福祉士による相談を通じて、段階的に復職の支援を行ってくれます。

リワークセンター阿倍野(自立訓練)

【リワークセンター阿倍野】

Rodinaリワークが運営するリワーク支援に特化した天王寺の自立訓練です。周辺に移行支援もありその方にあった復職支援が受けられます。

ココルポート

Cocorport大阪天王寺駅前Office

豊富な専門プログラムがある天王寺の就労移行支援事業所、復職に特化した自立訓練もありその方にあったサポートが受けられます。

ディーキャリア

【ディーキャリア天王寺オフィス】

発達障害の方の支援に特化した就労移行支援で、プログラミングなど様々なサポートが受けられます。復職のみならず転職を検討されている方にもおすすめとなります。

チャレンジドアソウ 【チャレンジド・アソウ】

歴史ある麻生グループの運営する就労移行支援、復職専用のプログラムの記載はないが就労移行支援事業所であるため、リワークの方でも利用可能

ハンズ 【就労移行支援ハンズ天王寺】

就労移行支援事業所ハンズでは、関係機関との連携を何より重視されているため、復職サポートにおいて重要な企業間連携もしっかりと行ってもらえます。

ウェルビーのリワーク 【welbe天王寺駅前】

大手の就労移行支援事業所であり、職場定着率や過去の実績多数!復職専用のプログラムも用意されており、リワークの方にもおすすめの施設となります。

リタリコワークス大阪天王寺 【リタリコワークス天王寺】

業界最大手の就労移行支援で実績も総合力で見ればNo1の事業所と言える施設となります。とにかくどの事業所にするか悩んでいるという方は是非一度見学してみてはいかがでしょうか?

就労支援事業ark 【就労支援事業所ark】

福祉業界の経験10年以上のベテランスタッフが半数以上在籍しており、そのほとんどが女性のため、女性利用者様でも安心して通える施設となっております。

今回は、これらの事業所を一つづつご紹介させていただきますので、ぜひ近隣でリワーク施設を探されている方は、ご活用くださいませ♪

また、大阪府全域でリワーク施設をお探しの方は以下の記事も併せてご覧くださいませ。

リワークセンター天王寺

リワークセンター天王寺(就労移行支援)
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-3-15 阿倍野共同ビル5F
電話番号 06-6621-2227
リワーク種別 就労移行支援事業所
おすすめポイント
  • リワーク支援にのみ特化した就労移行支援事業所
  • 体調面に不安がある方は自立訓練も選べる
  • 復職支援に特化しているため実績も豊富

就労移行支援WithYou天王寺校

WithYouリワーク
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪市阿倍野区阿倍野筋3丁目10-1あべのベルタ7002
電話番号 06-6575-9335
リワーク種別 就労移行支援事業所
おすすめポイント
  • リワークプログラムが完備
  • 精神保健福祉士や公認心理士による心理プログラムが豊富
  • リワークプログラム終了時には修了証を発行
  • 転職も視野に入れた専門技術が学べる

クロスジョブ阿倍野

クロスジョブ阿倍野
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋3丁目10番1号 あべのベルタ7001号
電話番号 06-6646-1380
リワーク種別 就労移行支援事業所
おすすめポイント
  • NPO法人の運営する就労移行支援事業所
  • オフィスビルの最上階で眺めも抜群
  • 作業・実習・見学などが豊富

医療法人大峯会 高山診療所

高山診療所
おすすめ度
所在地 〒543-0072
大阪市天王寺区生玉前町1-1 上本町ホールドビル3階
電話番号 / FAX番号 06-6796-8032
リワーク種別 精神科デイケア
おすすめポイント
  • 訪問看護によるサポートで生活面も安心
  • 精神保健福祉士がご相談に対応

リワークセンター阿倍野

リワークセンター阿倍野(自立訓練)
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1 あべのルシアス10F
電話番号 06-6630-7072
リワーク種別 自立訓練
おすすめポイント
  • リワーク支援にのみ特化した自立訓練事業所
  • 復職以外の選択肢も視野に入れたい方は移行支援もおすすめ
  • 復職支援に特化しているrodinaでは実績も豊富

Cocorport大阪天王寺駅前Office

ココルポート
おすすめ度
所在地 〒543-0054
大阪府大阪市天王寺区南河堀町10- 17 天王寺北NKビル4階
電話番号 06-6777-8372
リワーク種別 就労移行支援・自立訓練
おすすめポイント
  • 復職実績2024年度893名(全国)の実績
  • 復職に特化した自立訓練もあり

ディーキャリア 天王寺オフィス

ディーキャリア
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋三丁目10番1号 あべのベルタ6階6001-2号室
電話番号 06-6634-2526
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 発達障害の方の支援に特化した就労移行支援
  • 復職専用のプログラムの記載はないが転職も検討するならおすすめ

チャレンジド・アソウ天王寺事業所

チャレンジドアソウ
おすすめ度
所在地 〒545-0051
大阪府大阪市阿倍野区旭町一丁目2番7号 あべのメディックス2階
電話番号 06-6630-8360
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 就職率85.7%の天王寺の就労移行支援
  • 働き続けることに力を入れているため復職後も安心

ハンズ天王寺

ハンズ
おすすめ度
所在地 〒543-0063
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-18 天王寺エルムビル5F
電話番号 06-6775-1455
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 仕事に就く支援仕事を続ける支援に特化した就労支援施設
  • 関係機関との連携を重視しているため復職で重要な企業間連携もバッチリ

ウェルビー大阪天王寺駅前センター

ウェルビーのリワーク
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋2-1-29 AITビル3階
電話番号 06-4703-3252
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 業界大手の就労移行支援であり職場定着率が安定
  • JR天王寺駅から近く通いやすい立地

リタリコワークス大阪天王寺

リタリコワークス大阪天王寺
おすすめ度
所在地 〒545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1 あべのルシアス 11F
電話番号 0120-951-712
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 見学満足度93%の天王寺の就労移行支援
  • 業界最大手で就職実績全国No1

就労支援事業所ark

就労支援事業ark
おすすめ度
所在地 〒543-0052
大阪府大阪市天王寺区大道1丁目5-13 東和天王寺ビル6F
電話番号 06-4302-4491
リワーク種別 就労移行支援
おすすめポイント
  • 福祉業界の経験が10年以上のスタッフが半数で安心して通える
  • 利用される方もスタッフも8割以上が女性のため女性に安心の事業所

リワークとは?【休職中の方に向けた職場復帰プログラム】

それでは、まずリワークとは何なのか?というところから見ていきます。

Return to Workの略であり、主に現在休職中の方が職場復帰を行うための職場復帰プログラムのことであり

様々な運営主体によってプログラムが実施されています。

実施主体によって内容は異なりますが、いずれも「精神疾患により休職した方に向けた復職専用プログラム」を提供しております。

また、主な活動目的としては主に

  • 体調の安定化を図る
  • 自己理解を深めストレス対処法を身に着ける
  • 職場復帰後の再発を防止する

リワークプログラムを受けることで、再度の休職や退職リスクを減らすための訓練を行います。

リワークとは?」がさらに詳しく気になる方は以下の記事をご活用ください♪

リワークはどこがやっているの?【4つの運営主体が行う復職支援】

リワークを行っている運営主体は大きく分けて次の4つです。

  • 医療機関が実施するリワーク
  • 公的機関が実施するリワーク
  • 企業が実施するリワーク
  • 民間の事業所が実施するリワーク

さらに、わかりやすく運営主体別に以下の表にまとめましたのでご活用ください。

【リワークの運営主体】

医療機関

医療リワーク(精神科デイケア・精神科ショートケア)

精神科クリニックや病院

公的機関

職リハリワーク

地域障害者職業センター

企業

職場リワーク

企業内にて実施

民間の福祉事業所

就労移行支援・自立訓練でのリワーク

就労移行支援事業所や自立訓練

上記の表のように病院やクリニックが主催して行う「医療リワーク」、

各都道府県に一ヶ所以上設置されている地域障害者職業センターによる「職リハリワーク」、

企業内で実施される復職のための復職プログラムである「職場リワーク

そして、民間の福祉事業者によって行われる「就労移行支援・自立訓練」による「就労移行支援・自立訓練でのリワーク」です。

ご自身の状況や目的に合ったそれぞれの機関で、リワークプログラムを受けることができますが、対象者や費用、プログラムの内容や特徴は異なりますのでさらに詳しく知りたいという方は以下の記事も合わせてご覧くださいませ。

リワークの具体的なプログラム内容は?

リワークの主なプログラムについては

では、具体的にリワークプログラムではどのような事が行われるのでしょうか?

先ほどお伝えしたように、運営実施主体ごとに細かい内容は異なりますのでかなり大きく分けてご紹介していきますと

  • 疾患や症状について知識をつけ、生活リズムや体調のコントロール方法を学びます。
  • 再発防止のために自己理解を深める
  • SSTや認知行動療法を通じて対人スキルトレーニングを行う
  • オフィストレーニングや模擬職場を通じてお仕事の環境に慣れる
  • 復職(または就労移行支援などであれば転職も選択肢に)

それぞれの施設により細かな、内容は異なってくるのですが原則は職場復帰プログラムの基準が国により定められていますのでそれらに則ってプログラムが行われます。

参考:心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きについて

厚生労働省発表平成16年10月14日

ですから、基本的には上記の基準を基に職場復帰のプログラムが行われるのが一般的なリワークプログラムとなります。

それでは、実際にリワークに関するよくある疑問として

  • 復職までの期間
  • リワークの利用料金

といった面も一つずつ詳しく解説していきますのでさらに詳しく見ていきましょう。

復職までの期間の目安は?

リワークプログラムを通じて復職するまでの目安の期間は、およそ3ヶ月~6ヶ月ほどの期間をかけて十分な回復の確認を行いその後復職するのが望ましいと言われます。

(※復職可能かどうかの判断や必要な休職期間においては主治医や利用サービスの判断で行うようにしましょう)

どのくらいで、復職が可能か?可能な限り早く職場復帰したい!

と感じるかもしれませんが、復職後の再発は絶対避けたいですよね?

この事からも、復職可能となるまでの期間はあくまで目安とし、焦らずしっかりとリワークプログラムを行うこと重要となりますので

ご自身にあった施設を利用し、少しずつ仕事に体を慣らしていくことで再休職しない復職を行うことを心がけてプログラムへの参加を行いましょう。

リワークの利用料金は?

では次に、リワーク施設の費用についてですがリワーク施設の利用料金は施設によって異なります。

たとえば、精神科デイケアなどの医療型では、健康保険でご利用いただけ大体1日あたり3割負担にて利用する事となります。

また、医療リワーク」「障害者職業センター」「就労移行支援・自立訓練といった料金の目安は以下の通りです。

医療リワーク(精神科デイケア等)

一日あたり2,470円(自立支援医療により1ヶ月の支払い限度有)

職リハリワーク

無料

職場リワーク

無料

就労移行支援・自立訓練

無料~37,200

このように、そもそも目的やサポートの範囲が違ってくるので単純に費用で施設の良し悪しを比較することはできませんが利用料の目安は上記のとおりとなります。

(※また、就労移行支援や自立訓練などはその方の前年度の収入によっても区分が変わってきます。)

ここよりさらに、リワークの費用について詳しく知りたい方は以下の記事も併せてご覧くださいませ。

リワーク 意味ないって本当?【最も重要なのは再休職させない事】

早速ですが、リワークは意味がないのか?という疑問についてですが

結論から言うと「リワークを利用してから復職するのと利用しないで利用するのにはかなり大きな差が出ます」

ですから、適切なリワークプログラムを受講することはとても重要です。

例えば、うつ病の方の再発率は5年間で見るとなんと60%にもなると言われています。

参考:厚生労働省コラム・活動事例・資料 編「資料1: うつ病について

この事からも、リワークプログラムにおける最も重要なポイントはまず「再発後に休職させない」事だと言えるでしょう。

リワークなしで復職した場合はどうなる?

では、次に実際にリワーク利用なしで復職した場合にどうなるのか?

リワーク施設を利用した際の復職の結果と、リワーク利用なしで復職した方の職場定着率についてみていきましょう。

日本産業精神保健学会によると

リワークプログラムを利用した人とリワークを利用しなかった人で復職後の就労継続率を比較た結果が以下になります。

復職後1000日後時点の就労継続率

リワークを利用して復職した場合【約70%】

リワークを利用せず復職した場合【約20%】

(出典:特集「第19回日本産業精神保健学会」,2012,vol20,No4 335-349ページ参照)

このようにリワークを利用する事とリワークを利用しない場合では、リワークを利用した場合は7割が継続して働かれており

逆に、リワークを利用していない人たちではなんと2割の人しか働き続ける事ができませんでした。

このように約3年間での就労継続率に大きな差があるということや再発防止という点で見てもリワーク利用には非常に大きな意味があると言えるでしょう。

リワーク利用の流れは?【利用方法について】

それでは次に、リワークの利用の流れと利用方法について詳しく見ていきましょう。

まず、ざっくりと流れをみると以下のようになります。

  1. リワーク施設に相談を行う
  2. 休職までの経緯や復職までの目標期間を伝えます
  3. 訓練を通して自己理解や能力回復に努めます。
  4. 復職・または転職などご自身に合った進路へ

かなりざっくりとしていますが、おおむね以下のようなステップと流れで進んでいくかと思います。

それでは実際に一つずつ見ていきましょう。

リワーク施設に相談を行う

まずは、ご自身の希望するリワークプログラムを行っている施設に「見学」「体験」「相談」を行いましょう!

そこで、実績はどうか?雰囲気はどうか?などといった、かより続けられるかどうかを確認すると良いでしょう。

また、実際に駅から歩いてみたりとアクセス面も確認しておくことも大切です。

実際に通所などを行うタイプの施設であれば、就労の訓練として通所日数を増やす必要も出てきますので

必ず通える距離であるか?などは押さえておくようにしましょう。

さらに、可能であればこの時利用料についても尋ねておくと良いでしょう。

休職までの経緯と復職までの期間を伝える

企業では休職期間がある程度は決まっているものです。

利用計画を考え、どのような事から取り組んでいくか?など具体的なプランを立てて復職に向けたリワークプログラムにすすむようにしましょう。

その時、ご自身の疾患や体調にあった施設であるかやおおよその利用計画

復職までの訓練プログラムについても計画しておくことでその後のリワークプログラムへとスムーズに移行できます。

この時、その施設の職員へとしっかり休職期間を伝えることも忘れず行いましょう!

ご自身に合った課題に向けて訓練を行う

生活リズム・体調・症状が安定や今後再休職にならないために自己理解や症状理解、ストレスコーピングなどの自己対策を行います。

リワークプログラムを行う上で、過去の辛い思いとも向き合うことや体力の面でも最もこの時期は辛いと感じる方も多くいらっしゃいます。

ですが、少しずつ着実に進んでいくのが回復に向けた最も大切なプロセスとなります。

オフィストレーニング・個人トレーニング・グループワークを通した

作業能力の回復や転職やスキルアップといった様々な目的から実務訓練や学習といったプログラムも行われることが多くございます。

その結果、自信をつけたりキャリアアップへの意欲、職場復帰への自信はもちろんですが

新たな可能性から転職を視野に入れたり、新たな発見があるという方も多くいらっしゃいます。

復職または転職などご自身の希望に沿った最終進路へ

精神科デイケアや自立訓練、就労移行支援などのリワークプログラムを終了し復職の準備が整ったら、企業への職場復帰を行います。

この時必要な配慮を申し出たり、企業との連絡調整を行いながら少しずつ慎重に復職を行うことが重要です。

また、移行支援などを経て転職を希望される方も多くいらっしゃると思いますので希望の進路に沿った社会復帰を目指されるのが良いでしょう。

まとめ

それでは最後に、リワークを天王寺で探すときのポイントをまとめていきましょう。

まずはリワーク施設の選び方から

  1. リワーク施設の種類(自立訓練・就労移行支援等)
  2. リワークプログラムの内容(SST・CBT・作業訓練等)
  3. 復職・再就職の実績(事業所側の復職実績)
  4. リワーク施設への通いやすさ(通える距離かどうか)

これらの条件でご自身に合ったリワーク施設を選ぶことを強くお勧めいたします。

今回は大阪の天王寺にて筆者がおすすめしたいリワーク施設を一覧でご紹介させていただきました。

復職支援で大切なことは、「再休職しない事」です。

ご自身がその職場への職場復帰を行うか?転職を行うべきか?など、ご自身の状況にあった施設選びを行った上で確実に再休職しない施設選びを行うことが最も重要ですので

もし、事業所選びに迷ったら当記事をお役立てくださいませ。

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